こんにちは。
今日は、3.11ですね。
本日、ヤフーとラインで【3.11】と検索すると復興支援のためそれぞれ10円が寄付されます。
検索は、チカラになる。寄付は、チカラになる。
素敵な取り組みですね☆
この機会に防災グッズを見直す方も多いのではないでしょうか?
我が家も各人、部屋に防災バックなるものを用意していますが、ついつい中身の更新を怠ってしまいます。決まった日に、家族みんなで見直すのが良いかなと思います。
私自身、被災したことがあるので実際「必要だな」と思うものと、「これは不要だな」と思うものがあるので、ネットに書かれているおすすめ選の中から、要不要をお伝えできればと思います。我が家も既存の防災バックではなく、自分たちで必要なものをカスタマイズしてセッティングしております。
ただ、季節や、家族構成、車の有無、家の頑丈さとかもあるので、そういった条件含めて各ご家庭でご検討ください。そして勿論不要といっても絶対ではないのでそのままでも十分役立つと思います。
カバンはどんなものにしますか?
まずバックは大きいほうが良いです!それ一つで動くと思って、背負える中の大きめの物を用意。
形は絶対リュックタイプ。
そして素材は完全でなくても防水、撥水効果があるほうが良いと思います。完全に布のバックは個人的にお勧めしません×
キャリーバックタイプとかいう記事を見ましたが、地面が平らなわけもなく。絶対に不便です、無駄に重いしかさばるし。個人的には布バックよりもナシ。
安全避難用品は何を入れますか?
①ヘルメット・・・あったほうが良い。リュックにスペースがあるならば入れておくのがおすすめです。
②雨具・・・レインコートは雨具以外にも使い道があるので入れておくとよいと思います。
③ホイッスル・・・必要だと思います。私自身ちょっと生き埋めだったのですが、声を出してもなかなか相手に声が届かずに大変苦労したので、これはあるとよいですね。ただ、バックの中というよりすぐに手の届く枕元など、本当に近場に置いておくのが良いと個人的には思います。バックと枕元どちらにもあるとより良いかなと思いました。
④軍手・・・絶対あったほうが良い。そして入れれるならば3組くらい入れておきたい。最低1組。滑り止めのついてるものが良いと思います。重たいものを動かすとき、とげの出てるものを動かすときなど、あって害なし。必需品だと感じます。
⑤懐中電灯・・・個人的には不要。携帯のライトで充分かなと思い私はバックに入れていません。ただ車とかで充電できるハロゲンライト(キャンプとかでつかうやつ)は車に置いています。避難が野外で長期になった場合のみなので、なくてもよいかと思いますが、災害があった時は本当に真っ暗になります。今まで見たことがないレベルの暗闇です。何にも見せません。携帯のライトが不安な方は、出来るだけ小さくて明るいものを入れておきましょう。
情報収集用品
ラジオなどは正直、まったくいりません(笑)
なぜなら誰もわかってないから。重たいし電力も使うし、完全に不要です。近くの学校などにいって周りの人から情報収集で十分かと思います。
ちなみに電話は回線パンクで一切つながらないので、電話出来るならなるべく早くかける。自分の状況をなるべく詳しく的確に外部の知り合いに伝えておきましょう。
医療品・衛生用品は何が必要?
①絆創膏・・・切り傷用の物は不要。小さいお子様がいる場合などはお子様のためにあったほうが安心ですね。大きい傷をカバーできる大判タイプはあったほうが良いと思います。
②止血パッド・・・あれば入れておくほうが良いと思います。
③消毒液・・・必ず1本入れておきましょう。
④マスク・・・このご時世なのもありますが、普段からあるほうが良いと思います。がれきを片付けるときもそうですし、衛星レベルがぐっと下がるのであるほうが良いと思います。正直独特のにおいが充満します。。。
その他よく入っているのが、水のいらないシャンプー・携帯トイレ・ウェットタオル・等ですが個人的には不要です。そんなことを気にしてるレベルじゃないし、お風呂入りたい!のでこれはいらないかと。ただ、狭い空間にずっと閉じ込められる状況になりうる場合は携帯トイレも含めあったほうが良いと思います。
トイレですが、水洗トイレを利用している限り水道が止まっていても便器に水を流せば勝手に流れます。自宅やほかのトイレがある施設で避難できる場合は、どれだけ流せる水があるかが最重要事項です。なので、お風呂のお湯は次に張り替えるまで残しておくのがマストです。被災地の学校ではプールの水を汲んでトイレにおいていました。川の水でもなんでも汲めれば流れるので、簡易トイレの出番が毎日なんてことはないです。
食料品はどうする?
私の時は2日くらいで物資が届けられました。それまでは自宅にあったものをみんなで分け合って生活していたので、災害の種類や規模によりますが、備蓄は多少あったほうが良いですね。
①水・・・500ミリのペットボトル1~2本で十分です。防災グッズの水ってなんか6本くらい入ってますがそれは家族分だと思うので、1人当たり1本~2本で十分。日本の水は飲めるので水がどこかで開通すればどこででも飲めます。ありがたい。防災バックで売られているものは7年水、とか何年も持つものが多く少しお高めな印象ですが、通常に売られている水をこまめに入れ替えれば、あえて防止用の水を購入する必要はないと思います。
②レトルト食品・・・先ほど言ったように2日~3日は自分たちでしのげるほうが安心なので3食~5食くらいあれば充分かなと思います。そして火は使えないものと思って用意してください。冷たくても良い味付けとか、調理法。ちなみにカップ麺はお湯じゃなく水でもできます。水を入れて30分くらいすれば麺がふやけて通常と同じ食感で食べることが出来るので、無駄に買うよりこれも家にあるものや好きな味を入れておくのがおすすめです。食事って本当に大事。あと温かいご飯って本当に幸せです。
乾パンとかは個人的には不要です。冷たい冷蔵の物資って結構すぐに自衛隊の方が運んでくれます。ほんと被災地支援ってありがたい。人のやさしさに感謝の毎日でした。日持ちのするパンとか乾いたものって結構送ってくれるんですよね。なので、毎日パン食べないと無理!とかでない限りはあえて乾パンはいらないかな。かさばる缶を入れるなら鯖缶とかおかず缶詰のほうがいいかな~と個人的には思います。とにかくエネルギーいるので。味は濃いほうが良いと思います。
その他
アルミシート・・・販売されている防災バックに入ってたり入ってなかったりですが、我が家のバックには、アルミのシートを入れています。暖房器具が使えないことが多いので、これがあるのとないのとでは体温の保て方がかなり違います。夏場はいらないと思いますがバックに入れっぱなしにしています。100均とかにもあるので良ければ。
厚めの靴下・・・防寒もそうですが、がれきや、散らかった中歩くので、足を守るためにもあったほうが良いです。
タオル・・・2枚くらいハンドタオルを入れています。濡れたものをふくのにもそうですが、止血など使える場面が多いのと、タオルとか衣類って、なかなか現場まで届かないんですね。よくニュースになってますよね、不要な衣類が大量に送られてくるので、仕訳けをするのが必要で、そこに大量の衣類や期限切れの食品がたまっている映像。なので清潔なタオルを入れています。
靴・・・これはマストです。枕元に置くか、バックにそこの分厚いスニーカーを入れておきましょう。
ウェットティッシュ、ラップ、ティッシュ・・・これは何かと使えるので入れてます。例えば水が止まると洗い物が出来ないので、皿の上にラップを乗せて食事。使ったラップは捨てる、といった感じ。紙皿を入れててもいいですが、きりがないのと、ラップのほうが何かと使えるので良いと思います。
常備薬・・・マストです。普段薬を飲まない人も解熱剤と整腸剤くらいは入れておくほうが良いです。持病のある人は忘れずに入れておきましょう!
バッテリー・・・おそらくいらないですが、過疎地に住んでる方や大人数で遠くに避難が必要な方は車に積んでおくと何かと便利かもしれません。
おやつ・・・チョコレートなど日持ちがしてカロリー高めの物を少量と、我が家はペットがいるのでペットのおやつを少量入れています。
ガスコンロ・・・これは保管の問題とかもあるのでちょっとお勧めというには微妙なのですが、我が家、被災時はガスが何か月も使えなくって(´;ω;`) コンロでお湯を沸かし続けてお風呂(烏の行水ですが)に入れてもらったり、家族全員分のご飯もこれ一つで温めてました。ガスコンロがなかったら正直暮らせなかったです。ボンベ自体がないと使えなかったり、そのボンベに引火・・・とか考えると声高らかにお勧めできるものではないですが、ライフラインが全部止まる事を考えると単体で火が付くガスコンロは本当に便利です。
以上簡単ではありますが、私の実際の経験から、あるといいと思うもの、なしにしてスペースを空けたほうがいいと思うものを、ご紹介いたしました。
防災セットはある程度網羅されているので、一家に1個あってもいいかもしれませんね。
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