こんにちは。
現在のウクライナの状況がどうしたらよくなるのか、っていうかそもそもなんでこんなことになってるのか?
どうしたらロシアは攻撃をやめてくれるのかが知りたくていろいろと調べてみました。
私自身、きちんと学校で勉強をしてこなかったため💦
まず、どうして今ロシアがこんなことをするのか理解できずに、今更ながらネットを色々と調べたのですが
知識ゼロの状態から読んでも難しくてなんだかよくわからず・・・
検索と、思考を繰り返して、めちゃくちゃ簡単に解読したので、同じようにネット記事を
検索してもよくわからなかった方の参考になれば幸いです。
2022年現在のEU加盟国は??
まず、現在のEU加盟国とは以下27各国
- アイルランド
- イタリア
- エストニア
- オーストリア
- オランダ
- キプロス
- ギリシャ
- クロアチア
- スウェーデン
- スペイン
- スロバキア
- スロベニア
- チェコ
- デンマーク
- ドイツ
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ブルガリア
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マルタ
- ラトビア
- リトアニア
- ルーマニア
- ルクセンブルク
※2021年1月でイギリスはEUから離脱
私、てっきりウクライナはEUに入れてもらえてたんだと思ってたんですが、ウクライナがEUと提携しているのは
『東方パートナーシップ』というものだけのようです。
これは、旧ソ連構成諸国のうち地理的に欧州に近い一連の国を対象にした協力枠組みで
協定の柱となっているのは「進化した包括的な自由貿易圏(DCFTA)」というもので
自由貿易(FTA)に留まらず、双方間の貿易経済活動にEUルールを浸透させ
ヒト、モノ、カネの動きを活発化させようというものだそうです。
これによりEU側が全品目の96%に対する関税を撤廃、
ウクライナ側も全品目の約97%に対する関税を撤廃するというもの。
ただウクライナの経済量が低いことからEU側よりも長めに移行期間が設けられたそうです。
しかしこれに対しロシアが反発。
言い分としては、「安価のEU品が大量にウクライナに流れ、それをウクライナの物と偽装し
CIS自由貿易協定により無税でロシアへ流入してきたら、ロシア国内に深刻な被害が発生する恐れがある。
なのでもしEUとウクライナでDCFTAが発行されるならばロシアはCIS自由貿易協定の例外措置として
ウクライナ産品に対し関税を導入するからな!」というもの。
CISとは?
CISとは独立国家共同体のこと
加盟国は以下9か国
- アゼルバイジャン
- アルメニア
- ウズベキスタン
- カザフスタン
- キルギス
- タジキスタン
- ベラルーシ
- モルドバ
- ロシア
ウクライナ、トルクメニスタン、ジョージアも創成時は参加国であったが、ジョージアは批准を撤回し2008年に脱退。
ウクライナとトルクメニスタンはCIS憲章の批准を拒否した為正式加入ではないはずだが(CIS憲章の2章7項によって、加盟国はCIS憲章を批准した国家と公式に定められた為)
CISへの参加が認められ続けており、なぜだか加盟国となっている状況。
ウクライナは脱退を申し入れているが承認されない💦
そして、ロシアはウクライナをユーラシア経済連合(EAEU)に入れたい!
ウクライナはEUに加盟したい!
ウクライナがEUに加盟できないのはなぜ?
ロシアとの領土問題を抱えている旧ソ連構成国のウクライナ、ジョージア、モルドバの3カ国はEUに加盟したい。
では、ウクライナが加盟できない理由。
それは、ウクライナを加盟させるメリットがない。
ウクライナは隣国モルドバと並んで、欧州で最も賃金水準の低い国だそうです。
ほとんどの人が出稼ぎに出てるんだそう。昔はロシアへ。今はEU国内へ。
なかなかEU加盟は現時点では難しい。
そこでまずウクライナはNATOに加盟したい。
NATOとは?
北大西洋条約機構(NATO:North Atlantic Treaty Organization)
「集団防衛」
「危機管理」
「協調的安全保障」
の三つを任務を中核としていて,加盟国の領土及び国民を防衛することが最大の責務となっている。
NATO加盟国一覧
- アイスランド
- アメリカ合衆国
- イタリア
- 英国
- オランダ
- カナダ
- デンマーク
- ノルウェー
- フランス
- ベルギー
- ポルトガル
- ルクセンブルク(以上原加盟国)
- ギリシャ
- トルコ(以上1952年2月)
- ドイツ(1955年5月当時「西ドイツ」)
- スペイン(1982年5月)
- チェコ
- ハンガリー
- ポーランド(以上1999年3月)
- エストニア
- スロバキア
- スロベニア
- ブルガリア
- ラトビア
- リトアニア
- ルーマニア(以上2004年3月)
- アルバニア
- クロアチア(以上2009年4月)
- モンテネグロ(2017年6月)
- 北マケドニア(2020年3月)
の30か国が加盟
ちなみに日本は、2021年時点では「グローバル・パートナー国」と位置付けられている。
なぜウクライナはNATOに加盟できないの?
それは、NATO加盟の為には全ての加盟国の同意が必要だからです。
ロシアはウクライナにNATO軍を派遣しないことや、NATOに加盟させない等の安全保障を要求している状況。
ここでロシアを刺激したくない、ドイツやフランスがウクライナの加盟に慎重なため
ウクライナのNATO加盟が実現していない。
なぜロシアはウクライナをNATOに加盟させたくないのか
チェコ、ハンガリー、ポーランド、旧バルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)
などの旧東側諸国が相次ぎNATOに加盟した為。
ウクライナがNATOに加盟する場合、ロシアに対する軍事的脅威は飛躍的に上昇するから。
そしておそらくクリミア半島の手にしたいという思惑もあるからだと思われます。
クリミア半島とは
ウクライナ南部、黒海の北岸に位置する半島。
元々はロシア領だったがソビエト連邦崩壊後ウクライナは独立。
ただ、クリミアの人々はロシアへの帰属意識が高い人々が多く
ウクライナが独立してからすぐにクリミア州議会は「クリミア自治共和国」としてウクライナからの独立。
その後、ロシアのクリミア侵攻を経て、ロシアへの編入かウクライナの下での自治権拡大かを問う住民投票を実施。
結果的に、ロシアへの編入賛成多数であったことを受けて、ロシアとしての編入手続きをするに至る(クリミア併合)
ただし、これはロシアが不正を行った可能性もあるとのこと。
2014年2月28日にウクライナは「ウクライナの領土保全を脅かすクリミア自治共和国における
状況の悪化」を理由に国連安保理緊急会合の開催を求める訴状を提出。
この訴状を受けて3月15日には安保理会合が開催され住民投票を認めないよう
国連加盟国に求める安保理決議案が採決されたが、この決議案はロシアの拒否権行使により否決
そこで3月27日にこの安保理決議案とほぼ同趣旨の国連総会決議68/262が採決され
賛成100、反対11、棄権58(欠席24)で採択された
※安保理での拒否権は、国際連合発足以来一貫して安保理常任理事国(アメリカ合衆国・中華人民共和国・イギリス・フランス・ロシア連邦)のみに与えられている
国連総会決議68/262の決議内容
- ロシアがクリミア自治共和国とセヴァストポリを併合する上での根拠とした2014年3月16日の住民投票の無効。
- すべての加盟国、国際機関、国連専門機関に対して、武力の行使や威嚇によってウクライナの国境線を変更したりウクライナを分割するクリミア半島の地位変更の不承認。
- 関係国に対して、政治的対話による状況の速やかな平和的解決。
アメリカ・日本・韓国・ドイツ等、多くの国が非難し、国によっては非難のみでなく制裁も課しているが
大国の中国はアメリカの制裁措置を非難しロシア寄りに近い立場。
インドも、中立な立場を取っているとプーチン大統領に伝える等、避難していない国もあったそう。
今も、上記の国はそういう姿勢ですよね。。。。
ここまで調べましたが、結果
プーチンがウクライナを攻撃をやめてくれるのは
きっとウクライナが降伏した時だけなんだろうな、、、、と絶望してしまいました。
ただ、欧州委員長がウクライナのEU加盟を望むと表明してくれたり
大使館に寄付が続々と届いていたり
少し希望が見えています。
ウクライナの大統領が、NATOは我々を見捨てるのかって言ってるのを聞くと胸が痛みます。
中国が台湾を、という話も出てるので日本も気を引き締めないといけないですね、ほんとに。
コロナで大変な時に・・・・なんで??って思ってしまうけど
もうこうなるとコロナも序章だったのかってなってしまうなぁ。
平和に、なってほしい。。。
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